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2012年2月 4日 (土)

彼もケニー・バレルのファンだった?

スティービー・レイ・ヴォーンというギタリストは決して大好きなアーティストというわけではなかった。

一般にではあるが、「ブルース・ギタリスト」と呼ばれる人たちのアドリブは直線的で、メロディアスなところに欠け、やや苦手とするところである。それはクラプトンについても言えることで、彼の作品すべてが好きなわけでなく、またライブでは時に退屈を覚えることもある。

で、スティービー・レイ・ヴォーンだが、彼もケニー・バレルのファンだったのか、バレルが1963年に発表したアルバム『ミッドナイト・ブルー』の冒頭を飾るオリジナル作品「Chitlins Con Carne」をカバーした演奏を残していた。これが実にカッコいいのである。

少し歪み(ファズ)を利かせたサウンドとオリジナルよりも若干ゆったりとしたテンポで奏でられるテーマが大きな期待感をもたせてくれる。しかも、アドリブをケニー・バレルのフレーズそのままに始めているところが何とも心憎い。その後は彼独自の世界を表現して行く。

亡くなって既に20年以上が経つが、生きていたらどんな音楽を聞かせてくれただろうかと想像したくなるミュージシャンの一人である。

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